『スケール・ジャパン』調査では、日本全国の生活者の暮らしぶりについて、意識や実態を探っています。
3ヶ月に1度、47都道府県の6,000名を対象に、「消費意欲(モノを買いたい、サービスを利用したいという欲求)」や、「生活満足(日々の暮らしの満足度)」、「地域満足(住んでいる地域に対する思い)」などを調査しています。
消費意欲指数とは・・・
全国の一般生活者6,000名に対し、2月上旬時点で「消費意欲(モノを買いたい、サービスを利用したいという欲求)が最高に高まった状態を100点とすると、あなたのこれから3ヶ月間の消費意欲は何点ぐらいでしょうか?」と質問した結果が、「2月からの消費意欲指数」です。次回発表は2012年5月を予定しています。
2月上旬に調査した「これから3カ月間(2月上旬~5月上旬)の消費意欲指数」の全国平均は前回(11月上旬調査)より1.3点減少し、57.3点でした。北海道、中国、四国を除く7地域で前回を下回りました。
指数が低かった理由を生活者の声でみてみると、年末年始で高まった消費意欲の反動が目立ちます。また、長引く景気の低迷や所得の減少を背景とした節約志向の高まり、議論が活発になってきた消費税増税の動きなど、先行き不透明な社会情勢があげられます。一方、消費意欲指数が高い人の声としては、就職などで新生活が始まる、春に向けてお洒落、ファッションなどにお金を使いたい、という意見が多くなっています。
地域別でみると最も高かったのは中国で59.3点、2位は58.5点の四国でした。前回トップだった東北は56.4点となり10地域中9位で、前回より3.3点の減少です。また、過去3回59点台と高い水準を維持していた北陸が、前回より3.5点減少し56.1点で最下位となりました。東北、北陸の指数の低さは、例年を上回る大雪や厳しい寒さの影響もありそうです。特に東北では、雪や寒さで消費意欲が湧かない、という声が他地域より目立ちます。
※リサーチニュースPDFの3ページ目参考資料をご参照ください。
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![日本全国 消費意欲指数マップ[全体57.3点] 北海道58.2点(57.9) 東北56.4点(59.7) 関東57.3点(59.0) 甲信越56.9点(58.0) 北陸56.1点(59.6) 東海57.4点(58.0) 近畿57.4点(58.3) 中国59.3点(58.1) 四国58.5点(56.7) 九州・沖縄56.8点(58.7)](./images/scale_img_02.gif)
※( )内は前回(11月)の点数。↑は前回比較でプラス、↓はマイナスを示す。
- 年末年始で使いすぎたので引き締めないと(50点・女性34歳・神奈川県)
- 必要なものだけ消費し無駄なものを節約しようという気持ちが強い(40点・女性37歳・大阪府)
- 増税など社会負担の増加が予想され消費を抑えないと(30点・男性56歳・茨城県)
- 春に向けていろいろ新調したい(90点・女性21歳・北海道)
- 寒いので気持ちが盛り上がらない(50点・女性28歳・宮城県)
男女別の消費意欲指数をみると、男性が0.8点減少し54.1点、女性が1.7点減少の60.7点で、ともに前回より減少しました。男女年代別でも全年代で前回を下回り、男性30代は53.2点と調査開始以来、最低の指数となりました。また、前回初めて60点を越えた女性50代も前回より3.3点減少し、57.7点と前々回の水準に戻りました。
生活者の声をみると、女性ではファッションや外出など春に向けての消費に積極的な声が20代を中心に聞かれますが、一方で、年末年始消費の反動や、30代で目立つ節約志向が消費意欲を抑えているようです。男性では春消費をあげる人が女性に比べ少なく、加えて節約志向の人は女性同様多くなっており、これが男性の消費意欲指数の低さにつながっています。また、景気低迷の懸念や消費税増税に関する政府の動きなどの先行き不安も、特に男性40代、50代の消費意欲を鈍らせている原因のひとつになっていると思われます。
※リサーチニュースPDFの3ページ目参考資料をご参照ください。
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※( )内は前回(11月)の点数。↑は前回比較でプラス、↓はマイナスを示す。
- これから春になるので欲しいものが増えるし、セールも始まるので(95点・女性27歳・埼玉県)
- ますます生活しにくい時代なので節約したい(30点・女性31歳・静岡県)
- 消費よりも節約。ない袖は振れません・涙(40点・男性28歳・福岡県)
- 給料は上がらず、消費税は上がりそうなので買い控えたい(40点・男性45歳・東京都)
| 調査地域 | 全国47都道府県 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 調査対象 | 20歳から59歳までの男女6,000サンプル(有効回収数) 人口構成比を反映するよう、エリア別に性年齢10歳刻みで割付 |
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| 調査手法 | インターネット調査 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 調査時期 | 2012年2月1日(水)〜3(金) 毎年2月、5月、8月、11月に調査を実施
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| 企画・分析 | 博報堂生活総合研究所 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 実施・集計 | 株式会社 東京サーベイ・リサーチ |
生活満足指数とは・・・
全国の一般生活者6,000名に対し、2月上旬時点で「日常生活全般に対する満足度が最高に高まった状態を100点とすると、あなたのこれまでの3ヶ月間の生活満足度は何点ぐらいだと思いますか?」と質問した結果が、「2月までの生活満足指数」です。
2月上旬に調査した「これまでの3ヵ月間(11月上旬~2月上旬)の生活満足指数」の全国平均は、前回(11月上旬調査)より0.1点減少し、61.0点となりました。
地域別の生活満足指数をみると、前回よりアップしたのは4地域、ダウンしたのは6地域でした。最も指数が高かったのは中国で62.2点、次いで東海の61.8点、甲信越の61.7点と続きます。3地域とも前回より指数がアップしています。
前回最下位を脱出した東北は今回は2.1点の減少で58.4点となり、再び最下位になりました。この結果、東北が60点割れとなり、前回に続いて全地域60点超えとはなりませんでした。
調査をスタートした昨年5月から今回の調査まで、震災後約一年間の動きをみてみると、全国平均の生活満足指数は61.0点(5月)、61.1点(8月)、61.1点(11月)、61.0点(今回)と大きな変動はありませんでした。
※リサーチニュースPDFの2ページ目[参考資料1]をご参照ください。
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参考指標「価値観を反映した生活への注力意向※」の時系列データをみると、全4回とも「そこそこの満足を良しとする生活」がトップ。長引く不況、未曾有の災害に見舞われている生活者ですが、現状を受け止め満足している意識がうかがわれます。
また、地域別の指数をみると、トップの地域と最下位の地域の差は縮小傾向にあります。昨年3月に震災で大きな被害を受けた東北の回復ぶり(昨年5月:54.9点→今年2月:58.4点)も目立ちました。
※リサーチニュースPDFの3ページ目[参考資料2]をご参照ください。
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![日本全国 生活満足指数マップ[全体61.0点] 北海道61.2点(61.4) 東北58.4点(60.5) 関東60.7点(61.1) 甲信越61.7点(61.2) 北陸60.3点(60.8) 東海61.8点(60.2) 近畿61.6点(61.8) 中国62.2点(61.0) 四国61.6点(60.6) 九州・沖縄61.1点(61.7)](./images/scale_seikatsu_img_02.gif)
※( )内は前回(11月)の点数。↑は前回比較でプラス、↓はマイナスを示す。
男性の生活満足指数は前回(11月上旬調査)と同じ58.0点、女性は0.2点減少し64.1点でした。男性は前回と同点で調査開始以来最低となっています。男女差も6.1点と依然大きく、今回も女性の満足度の高さが目立つ結果となりました。
参考として、同時調査の「価値観を反映した生活への注力意向※」についての上位2項目をみると、女性では「そこそこの満足を良しとする生活」86.9%、「メリハリをつける生活」82.4%、男性は「メリハリをつける生活」79.2%、「そこそこの満足を良しとする生活」76.4%となっており、男女で1位と2位が逆転します。特に「そこそこの満足を良しとする生活」は女性が男性に比べ10%以上高く、これが女性の満足度の高さを支えているとも言えそうです。震災以降高まった「身の丈にあった暮らし」志向という女性の気持ちが背景にありそうです。
年代別の指数をみると、今回は男性20代、30代と女性20代が調査開始以来の最低値となりました。前回指数が低かった40代は男女ともにアップし、いずれも今までで最も高くなりました。
※リサーチニュースPDFの3ページ目[参考資料2]をご参照ください。
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※( )内は前回(11月)の点数。↑は前回比較でプラス、↓はマイナス、→は変わらずを示す。
| 調査地域 | 全国47都道府県 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 調査対象 | 20歳から59歳までの男女6,000サンプル(有効回収数) 人口構成比を反映するよう、エリア別に性年齢10歳刻みで割付 |
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| 調査手法 | インターネット調査 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 調査時期 | 2012年2月1日(水)〜3(金) 毎年2月、5月、8月、11月に調査を実施
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| 企画・分析 | 博報堂生活総合研究所 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 実施・集計 | 株式会社 東京サーベイ・リサーチ |
地域満足指数とは・・・
全国の一般生活者6,000名に対し、2月上旬時点で「あなたがお住まいの地域での暮らしやすさの満足度が最高に高まった状態を100点とすると、現在の地域社会に対する満足度は何点くらいだと思いますか?」と質問した結果が、「地域満足指数」です。
2月上旬に調査した「現在住んでいる地域への満足指数」の全国平均は、前回(11月上旬調査)より0.1点増加し66.8点となりました。
地域別指数をみると、最も高かったのは中国で69.1点、九州・沖縄と東海が続きます。一方、前回最下位を脱出した東北が、3.1点減少の62.6点と再び最下位となりました。全地域でみても過去最低の指数です。全国平均との差も4.2点と前回(1.0点)より拡大、東北の満足指数の低さが目立ちます。自然、安心、便利さなど20項目で聞いた地域の満足度評価をみると、東北は15項目で過去最低の評価、特に「自然災害の少なさ」は39.9%と前回より17.9%もダウンしました。例年より多かった積雪や、震災から1年という節目を迎えるということも、生活者心理に影響を与えているかもしれません。
昨年5月からの4回の調査の平均値をみると、地域満足指数上位は68点台で北海道、中国、九州・沖縄が、また下位には東北、甲信越がランクされました。満足度評価の項目で各地域の特徴をみると、「自然豊か」を共通として、「自然災害が少ない」北海道と中国、「治安のよい」四国と東北、「水・空気のおいしい」北陸と甲信越、「温和な雰囲気」の九州・沖縄という7地域と、「日常行動に便利」を共通として、「治安のよい」関東、「自然災害が少ない」関西、「人口密度が適度な」東海の3大都市圏、という結果になりました。それぞれの地域の満足度の背景が見えてきます。
※リサーチニュースPDFの3ページ目以降の参考資料をご参照ください。
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![日本全国 地域満足指数マップ[全体66.8点] 北海道67.6点(68.4) 東北62.6点(65.7) 関東66.4点(66.4) 甲信越66.1点(67.0) 北陸67.2点(65.4) 東海68.1(66.3) 近畿67.0点(66.6) 中国69.1点(67.0) 四国67.4点(68.4) 九州・沖縄68.1点(68.1)](./images/scale_chiiki_img_02.gif)
※( )内は前回(11月)の点数。↑は前回比較でプラス、↓はマイナス、→は変わらず、を示す。
男性の地域満足指数は前回より0.6点増加の65.5点、女性は0.3点減少の68.3点でした。男性は調査開始の5月から8月、11月と2回続けて減少しましたが、今回は初めて前回を上回りました。前回3.7点と拡大した男女差も2.8点と縮まりました。
20項目で聞いた地域の満足度評価をみると、男性全体では1位が「治安のよさ」、2位は「人口密度が適度」でした。「治安のよさ」は調査開始以来4回連続の1位です。また、女性全体では、今回初めて1位に「人口密度が適度」があげられ、過去3回1位だった「温和でやわらかい雰囲気」が2位となりました。
男女年代別でみると、男性では50代が67.6点と全国平均を上回りましたが、20代は62.7点と相変わらず低い状態が続いています。女性では調査開始以来3回連続で男女年代別トップだった50代に替わり、30代が69.5点で初めて男女年代別のトップになりました。地域満足度評価の項目をみると、女性の20代、30代で「人口密度が適度」が1位になっています。女性40代と50代では「街の静かさ」が初めて1位にあげられました。男性では全年代で「治安のよさ」が1位となっています。
※リサーチニュースPDFの3ページ目以降の参考資料をご参照ください。
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※( )内は前回(11月)の点数。↑は前回比較でプラス、↓はマイナス、→は変わらず、を示す。
| 調査地域 | 全国47都道府県 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 調査対象 | 20歳から59歳までの男女6,000サンプル(有効回収数) 人口構成比を反映するよう、エリア別に性年齢10歳刻みで割付 |
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| 調査手法 | インターネット調査 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 調査時期 | 2012年2月1日(水)〜3(金) 毎年2月、5月、8月、11月に調査を実施
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| 企画・分析 | 博報堂生活総合研究所 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 実施・集計 | 株式会社 東京サーベイ・リサーチ |



