「感覚」と「真実」の差
2026.04.20
Thick Data
この調査は「時間に対する意識調査」と題して、人を待つ、電車を待つなどの項目について、イライラしはじめる時間を調べたものです。調査に入る前に次のような実験を試みました。方法は、「まず、目を閉じてください。私が『はい』と言ってから、その秒数になったと思ったら『はい』と答えてください。その間に、数は数えないでください」といったもの。
15秒、30秒、60秒の3種類について体内時計を測った結果は、15秒→11秒、30秒→22秒、60秒→44秒と体内時計は実際の時間よりも駆け足で進むようでした。このことからもわかるように、時間のような感覚的なものには、しばしば現実との誤差が生じるのです。

「生活者発想の手口」とは?
近年、社会と生活のデジタル化が進むなかで「生活者発想」を実践するには、Long Data / Thick Data / Big Dataという3つの生活者データをもとにした生活者洞察が有効です。本コーナーではそれぞれのデータを活用した手口をご紹介していきます。
Thick Dataを用いた手口:
タウンウォッチングに代表される定性的な観察調査を活用して、虫の眼つまりミクロな視点で社会と生活者を覗き込みます。