研究レポート

生活者にきいた
【2016年 生活気分】調査報告

生活者が予想する2016年のゆくえ

【1】家計のゆくえ:暮らし向きは停滞から緩やかな回復基調へ
【2】気持ちのゆくえ:女性を中心に生活の楽しさへ期待拡大

博報堂生活総合研究所は、このたび、生活者にきいた【2016年 生活気分】をまとめました。
本レポートは、生活者の2016年の家計や気持ちの行方を明らかにするために、生活総合研究所が実施した複数の調査をまとめたものです。2016年の景況感や楽しさ予想、イベント意向などについて、のべ約6,500名に調査した結果を、生活者視点で分析しました。

調査結果からは暗い景況感を持つ人が減少し、消費意欲が回復基調に向かう兆しが見えてきたことや、女性を中心に身の回りの生活に楽しいことが多くなるように主体的に動き出そうとする生活者の心の内が見えてきました。

【調査からの発見】

【1】家計のゆくえ

①2016年の景況感:景気・家計が「悪くなる」との予想がともに大きく減少

・世の中の景気と自分の家計が「悪くなる」と予想する人は一年前と比べ、-10ポイントと大幅に減少しました。
世の中の景気予想「悪くなる」… 15年(前回)30%→16年(今回)20%
自分の家計予想「悪くなる」 … 15年(前回)40%→16年(今回)29%

②参考:消費意欲指数:長く続いた消費意欲の落ち込みも緩やかな回復基調へ

・2013年4月の51.2点をピークに消費意欲は減少傾向が続いていましたが、2015年4月以降は下げ止まり。
・消費の牽引役である女性では、消費意欲に緩やかな回復基調も見られます。

【2】気持ちのゆくえ

①2016年の楽しさ予想:男性よりも女性で「楽しいことが多くなりそう」

・世の中、あるいは身の回りで楽しいことが「多くなる」という予想は、男性より女性で多く挙がります。
・特に、身の回りで楽しいことが「多くなる」では、女性(37%)と男性(26%)の予想に大差がつきます。

②2016年のイベント意向:1位.自分へのご褒美旅行 2位.花火大会 3位.フードイベント

・調査で提示した全23イベントともに、2015年の経験より2016年の意向のスコアが高い結果となりました。
・さらに、女性の意向が男性よりも高い傾向が見られます。生活者は、女性を中心にアクティブに動きたいようです。

③2016年の漢字:1位は「楽」。女性を中心に楽しい暮らしと世の中を望む生活者

・1位「楽」、2位「明」、5位「希」は女性で多く挙がりました。暮らしに楽しさや明るさを求めているようです。
・男性では、3位「忍」、4位「変」が多く、見えない先行きに忍耐や変革が必要と感じていることがうかがえます。

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