行動の「群れ」をみつける
2026.03.23
Big Data似た傾向を持つ生活者をくくる際には、性年代などのデモグラフィック属性や、健康志向層/高感度層といった“意識”をもとにしたクラスタリングがよく行われます。一方、ビッグデータの解析では、実際の“行動”から生活者の群や集団(トライブ)をみつけることが可能になっています。
例えば、若者がSNSに投稿した人物画像を解析すると、日本と中国はタイに比べて顔の隠れた写真が多いことがわかります。顔を隠す背景は日中で異なっていて、中国は鍛えたカラダなど顔以外の部位を強調するためなのに対し、日本ではファッション、インテリア、ロケーションなど雰囲気を強調するためのようです。これらの結果から、中国では顔を盛るのではなく、カラダを盛るトライブが生まれており、日本では雰囲気や世界観を盛るトライブが出てきていると捉えることもできるでしょう。

「生活者発想の手口」とは?
近年、社会と生活のデジタル化が進むなかで「生活者発想」を実践するには、Long Data / Thick Data / Big Dataという3つの生活者データをもとにした生活者洞察が有効です。本コーナーではそれぞれのデータを活用した手口をご紹介していきます。
Big Dataを用いた手口:
デジタル空間上のビッグデータを活用して行動観察(エスノグラフィ)の視点で生活者の実態を読み解きます。