生活総研刊行物
概要
「ひとり」と聞いて、最初に思い浮かぶことは何でしょうか?
おそらく「孤独」「少子化」などの社会問題と絡めて、ネガティブに捉える方も多いことでしょう。
しかし、例えばコロナ禍で「ひとり」でいることを余儀なくされた人がいる一方、
実は「ひとり」ならではの良さに気づいた人も少なくありませんでした。さらにいえば、人生100年時代が近づき、自分自身と向き合う時間はますます増えていきます。
つまり、いま「ひとり」を考えることは、これからの“日本社会の幸福”を考えることにほかなりません。私たちは、日本全体に解放しきれず溜まっている「ひとり」を求めるエネルギーを「ひとりマグマ」と名づけ研究を続けています。
本書では、現代の生活者が「ひとり」をどのように捉えているのかや、「ひとり」欲求を解放する生活者、そして「ひとり」行動をはばむハードルと「ひとりマグマ」が日本に及ぼす影響について、生活総研のデータや豊富な生活者インタビューをもとにまとめました。
目次
はじめに 「ひとり」先進国・日本の可能性を考えよう
Part1 やってきた。みんなが「ひとり」の時代
Part2 なるほど!「ひとり」欲求を解放する生活者
Part3 どうする?「ひとり」行動をはばむハードル
Part4 「ひとりマグマ」が日本のみらいを熱くする
巻末資料
登録情報
サイズ:B5判
ページ数:132
料金:3,300円(税抜3,000円)
著者:博報堂生活総合研究所
発行所:株式会社博報堂
発行日:2024/02/01