少齢化社会 博報堂生活総合研究所 みらい博 2023

資料編 消齢化社会を考えるためのヒント集 資料編 消齢化社会を考えるためのヒント集

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「生活定点」年代別グラフ集

本編ではここまでも「生活定点」データを多く紹介してきましたが、資料編では消齢化を考える材料として、追加でデータを掲載します。
ここでは、「生活定点」の調査項目を、20年間や30年間で年代差に変化があったもの/なかったものという視点で4つに分類しました。また、「消齢化」に関連する「年代差が小さくなっている」データについては、本編パート1で紹介した3つのパターンに従ってさらに細かく分けてご紹介します。

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「生活定点」の未来推計

過去から現在にかけて進行している消齢化ですが、これはこの先も続いていく潮流といえるのでしょうか。
未来でどのような突発的な変化が起こるかは見通しがたいものですが、ひとつの参考とするため、「生活定点」データに対しコウホート分析を実施。各世代が2022年時より10歳上になった状態を、世代効果と年齢効果の組み合わせでシミュレートし、2032年の「生活定点」データを推計しました。

資料編では、Part3に掲載した推計結果以外のものを抜粋して掲載します。

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「性別」「地域」による違いのデータ

消齢化は生活者の意識や好み、価値観などの年齢による違いが消えていくことでした。
では、視点を変えて「性別」や「地域」による違いはどう変化しているのでしょうか。ここでは、「生活定点」やその他の長期時系列調査から関連するデータを紹介していきます。

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「違いの実感」に関する生活者意識

長期的な潮流である「消齢化」ですが、生活者自身はその変化を実感しているのでしょうか。
また、年齢だけでなく、性別や地域による違いについてはどのように感じているのでしょうか。その「違いの実感」を探るために、生活総研は1,500名の生活者に対し意識調査を実施しました。