生活者が選ぶ【2016年ヒット予想】発表

1位「外国人観光客」2位「自動衝突回避システム」3位「進化するエコカー」

キーワードは『ワクワクの更新』

博報堂生活総合研究所は、このたび、生活者が選ぶ【2016年ヒット予想】をまとめました。

本レポートは、生活者に今年世の中で注目されたと思われる商品やサービス、コンテンツなどを提示し、「2016年以降、話題になりそう/人々の生活に普及・浸透していそう」と思うかどうかを調査。「そう思う」「ややそう思う」という予想の強弱を反映するよう結果をポイント化したランキングとヒット予想の理由を分析し、【2016年ヒット予想】として傾向をまとめました。

生活者が選ぶヒット予想としては、外国人観光客、テクノロジーの進化、新しい制度などが上位に多数ランクイン。これらの調査結果を分析し、2016年のヒット予想キーワードを「ワクワクの更新」と掲げました。生活者の中で、これらの事象による恩恵が2016年一気に身近になり、新しく暮らしを変えていくだろうと、期待を高める様子をワード化しています。

ランキング分析による3つの傾向

①≪急増する外国人観光客≫にワクワク
1位には政府の成長戦略でもある「外国人観光客」が挙がりました。生活者によるヒット予想の理由をみると、日常の暮らしにおける“居ながらの国際化”に前向きに向き合おうとしている様子がうかがえます。また、外国人観光客の増加を通して、日本の文化や自然、食事などの良さが認められていると受け止めてもいるようです。2015年、外国人観光客は2,000万人に近づく見通しですが、今後の更なる増加に向け、生活者の心の準備はできているようです。

②≪進化するテクノロジー≫にワクワク
2位から4位を占める車関連。生活者は安全面や省エネ面での進化を期待しています。特に、2位「自動衝突回避システム」は高齢ドライバーの事故との関連で男性50代~60代で関心が高くなっています。また、14位「実用型ロボット」、20位「音声認識アシスタント」、30位「IoT」など、新しいテクノロジーが身近な実用段階に入ったと考える生活者も多いようです。特に、ロボットは介護など高齢社会での様々な活躍を期待する声が目立ちます。

③≪新しい制度や仕組み≫にワクワク

納税の新しい制度といえる5位「ふるさと納税」は“お得”という側面が強い一方、地域貢献になる点にも共感が集まっています。また、共有の新しい仕組みの15位「シェアサービス」では、既に車や部屋の共有が進んでいます。今後も共有した方が合理的なモノ・空間などは、シェアが進むと予想されます。18位「空き家リノベーション」もこの流れにあります。今回の調査では聴取しませんでしたが、2016年には電力の小売り自由化や18才以上への選挙権付与などのトピックも待ち受けており、世の中の革新につながる新たな制度や仕組みが期待されています。

hit2016

ニュース・リリース資料

PDFを読む

この記事をシェアする

このエントリーをはてなブックマークに追加
研究レポート

「消費のルール」に縛られない10代、個人間取引の利用率は40代の2.5倍以上

2019.11.05
研究レポート

生活者が選ぶ “2020年 ヒット予想” &“2019年 ヒット商品”ランキング
キーワードは【変化本番】

2019.10.29
研究レポート

消費意欲低下は「ものづまり」が原因? 回避策は“手放す前提”の買い方

2019.10.24
研究レポート

「100均」「フリマアプリ」人気が示す、女性の「お得さ」志向

2019.10.17

増税に関する生活者調査

研究レポート

「増税に関する生活者調査」
調査結果を発表
10月増税で、生活は「変化しない」が55.3%

2019.09.19
研究レポート

サマーセミナー2019 「消費対流
~『決めない』という新・合理~」を開催

2019.09.13
研究レポート

「消費1万人調査」調査結果を発表
「ネットスーパー」の利用意向、全年代で3割超え

2019.07.16
研究レポート

「消費1万人調査」調査結果を発表
“スマホ”の影響が大きい若年層、
“社会・経済”の影響が大きい中高年層

2019.06.25
研究レポート

“人気”と“おすすめ”は何が違う?
博報堂とヤフーが探る「みんな」の正体

2019.06.04
研究レポート

【NHK放送文化研究所×博報堂生活総合研究所】 変わる「家族観」と変わらない「仕事観」 ──二つの長期時系列調査にみる生活者の意識変化

2019.06.04
研究レポート

【時東ぁみさんインタビュー】アイドル、防災士、チャリティ……。いろいろな活動で、たくさんの人を笑顔にしたい──「アイドル」の平成30年史

2019.05.17
研究レポート

【菊池武夫さんインタビュー】 洋服はカルチャーの一部だと思う──ファッションの平成30年史

2019.04.24

もっと読み込む

その他の研究をキーワードから探す