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2025.07.03

–日経クロストレンド(62)連載–

若者が使う「ネオダジャレ」の実態
ジョイマン高木さんインタビュー

執筆者:生活総研 上席研究員 / コピーライター 植村 桃子

こちらは「日経クロストレンド」からの転載記事です。

「ダジャレ」がアップデートされている? 若者の間で、ダジャレがコミュニケーションに活用されているという。若者が使いこなすダジャレに共通する特徴とは。そして、背景には何があるのか。博報堂生活総合研究所の研究員兼コピーライターが、調査データやお笑いコンビ・ジョイマンの高木晋哉氏へのインタビューから若者のダジャレ事情に迫る。

ダジャレというと「古い」「寒い」「つまらない」というイメージをお持ちのあなた。

実はその認識こそ、もう古いかもしれません。

筆者は職業柄、生活者の「ことば」が気になります。そんな私の最近のホットトピック……それは「ダジャレ」。ダジャレといっても「ふとんがふっとんだ」的な古典ではなく、どことなくノリが良くて今どきなダジャレが主に若者のコミュニケーションに使われているようなんです。

なんだか「ダジャレ」が、今どきの感性によってアップデートされている?

この新しいダジャレを「ネオダジャレ」と称し、その実態に迫りたいと思います。まずは調査データをご覧ください。

若者×ダジャレの新発見

早速ですが、こちらのデータをご覧ください。

博報堂生活総合研究所「ことば遊びに関する調査」2025

博報堂生活総合研究所「ことば遊びに関する調査」2025

「ダジャレを聞いたことや使ったことがある」「ダジャレをおもしろいと感じる」と回答した人は、何と両質問とも下の年代にいくほど多く、上の年代にいくほど少ないという結果に。

今、ダジャレは「古い」ものではなくなっているようです。

 

→続きは「日経クロストレンド」のページからご覧ください。

 

<日経クロストレンド「30年のデータで解析! 生活者の変化潮流」>
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