「%」には向きがある
2026.09.28
Long Data生活総研は「生活定点」という基幹調査を1992年から隔年で続けています。質問は、衣食住、消費・お金、家族、恋愛・結婚、情報、メディアなど21分野、約1,400項目にも及びます。調査結果は私たちの調査研究の屋台骨としてはもちろん、社員のみなさんにも活用してもらっています。さらに、調査開始20年目の2012年からは、この希少な時系列データを社会貢献のために世の中に公開し、調査開始20年目の2012年からは、この希少な時系列データを社会貢献のために世の中に公開し、多方面からご好評をいただいています。
では、ひとつ人間関係に関する質問例をご紹介しましょう。「友人は多ければ多いほどよい」と回答した人は1998年時点では57.2%の多数派でした。しかし、その後は減り続け、四半世紀以上経った2024年には15.8%にまで落ち込み、マイナーな存在となっています。
ときどきの点をつなぐと時系列の波形ができます。その波形は過去から現在までを結ぶ、人の気持ちの“向き”なのです。社会に大きなインパクトを与えるような出来事が起こり、人々の気持ちが大きく変わらない限り下り調子の波形が急に上がることはないだろうし、逆に上り調子の波形が急に下がるなんてこともめったにありません。つまり、“心の波形”から未来を発想することだってできるのです。

「生活者発想の手口」とは?
近年、社会と生活のデジタル化が進むなかで「生活者発想」を実践するには、Long Data / Thick Data / Big Dataという3つの生活者データをもとにした生活者洞察が有効です。本コーナーではそれぞれのデータを活用した手口をご紹介していきます。
Long Dataを用いた手口:
「生活定点」をはじめとする長期時系列の定量調査を活用して、鳥の眼つまりマクロな視点で社会と生活者を俯瞰します。