( )を埋めてください
2026.08.17
Thick Data人の心の奥に隠れている言葉を引っ張り出すヒントは、実はあちこちに転がっているものです。例えば、私たちは子どもの頃にテストやドリルで慣れ親しんだ「虫食い問題」や「カッコを埋めて文章を完成させなさい」などの形式を調査に活かし、人の意識を探っています。
この例は、「テレビ」への意識を探る質問です。あなたなら、どんな言葉を埋めて文章を完成させますか。ちなみに、ある19歳の女性はこう回答しました。
Q1 テレビは(人ごみ)に似ている
Q2 テレビの敵は(インターネット)だ
Q3 (人から得る経験)はテレビより素敵だ
Q4 テレビが嫌いな人は(自分主義な人)だ
Q5 テレビ+(座り心地のいいソファ)=満足
Q6 テレビー(どうでもいい番組)=満足
ほかにも「テレビのイメージや魅力を教えてください」といった正攻法の質問では出てこないようなバラエティに溢れる回答が集まりました。そのなかには、きっと本人さえも気づいていなかったような、テレビへの思いも多かったはずです。

「生活者発想の手口」とは?
近年、社会と生活のデジタル化が進むなかで「生活者発想」を実践するには、Long Data / Thick Data / Big Dataという3つの生活者データをもとにした生活者洞察が有効です。本コーナーではそれぞれのデータを活用した手口をご紹介していきます。
Thick Dataを用いた手口:
タウンウォッチングに代表される定性的な観察調査を活用して、虫の眼つまりミクロな視点で社会と生活者を覗き込みます。