生活者にきいた
“2020年 生活気分” を発表

博報堂生活総合研究所は、2015年から毎年秋に翌年の景況感などについて、全国の20~69歳男女3,900人に予想してもらう調査を実施しています。
このたび最新の調査を加え、“2020年 生活気分”としてまとめました。

分析結果からは、世の中の景気・自分の家計の予想で「悪くなる」との見通しが急増し、調査開始以来最も高くなりました。世の中の変化については「多くなる」との見通しが高まっています。また、来年のお金の使い方についても、変化に備え、今年とは違うスタンスで臨もうとする生活者の意識がみえてきました。

“2020年 生活気分”調査結果のポイント

【2020年の景況感】
景気予想は「悪くなる」が急増。
理由は「消費増税の影響」「国際情勢の不安定化」など

・世の中の景気が「悪くなる」との見通しは前回調査から10pt以上増加し、41.5%に。これまでで最も高かった2016年調査を上回り、過去最高となりました。同時に、「良くなる」との見通しも11.7%と過去最低を更新しています。また「変わらない」との見通しは46.8%と、調査開始以来初めて5割を下回りました。
・「悪くなる」理由(自由回答)を集計したところ、今年10月に行われた消費増税の影響や、米中関係など国際情勢の不安定化が多く挙げられました。
・また自分の家計の見通しも「悪くなる」が増加し37.8%となり、こちらも過去最高を更新しています。

【2020年世の中の変化度】
来年、世の中の変化は「多くなる」が増加。
「東京2020五輪」を挙げる声が圧倒的

・来年、世の中のことで「変わった」と感じることが、今年と比べて「多くなる」と予想した人が39.4%で、「少なくなる」の3.9%を大きく上回りました。
・「多くなる」と答えた人に、どんな変化がありそうか自由回答できくと、「東京2020オリンピック・パラリンピック」についての回答が多数あげられました。また「治安の悪化」や「異常気象・自然災害」、「キャッシュレス決済の普及促進」なども挙げられました。

【2020年にお金をかけたいこと】
1位は「旅行」。「貯金」や「老後の暮らしの準備」が上昇、「外食」などは今年より低位に
・2020年にお金をかけたいことは、全25項目のうち1位が「旅行」(27.5%)。今年お金をかけたことでも「旅行」が1位で、生活者の旅行意欲の高さがうかがえます。
・2位は僅差で「貯金」(25.5%)となりました。また「老後の暮らしの準備」(8位 11.6%)や「株など投資」(10位 9.4%)も今年お金をかけたものの回答よりスコアを伸ばし、順位も今年より上昇。「来年は暮らしの守りを固めたい」という意識がうかがえます。
・一方で、今年お金をかけたことで2位・3位の「ふだんの食事」「外食」は、来年については
10pt以上スコアを落とし、順位を今年より下げています(それぞれ4位・5位)。

【2020年に始めたい/やめたいこと】
来年始めたいことは「運動・体操・筋トレ」、やめたいことは
「無駄遣い・衝動買い」

・2020年に「思い切って始めたいことがある」と答えた人は29.4%で、「思い切ってやめたいことがある」は19.8%となりました。いずれも調査開始以来最も低いスコアとなりました。
・来年始めたいこととしては、「運動・体操・筋トレ」「貯蓄」「副業」がトップ3に挙がりました。「運動・体操・筋トレ」「貯蓄」は女性が、「副業」は男性でスコアが高くなっています。
・来年思い切ってやめたいことでは、「無駄遣い・衝動買い」「無理しての人付き合い」「食べ過ぎ・飲み過ぎ」がトップ3に。この3つをはじめ、上位項目のほとんどで女性のスコアが高い結果となりました。

詳しくは、こちらのPDFをご覧ください。

ニュース・リリース資料

PDFを読む

この記事をシェアする

このエントリーをはてなブックマークに追加
ニュースリリース

「緊急事態宣言」解除直後の10月の「生活自由度」は 57.2点に大幅増加し、今年2番目の高さに

2021.10.20
ニュースリリース

9月の「生活自由度」は51.9点に減少し、過去2番目の低さに。 感染者・重症者が増える中、不安も行動の抑制も再び強まる

2021.09.17
ニュースリリース

8月の「生活自由度」は54.7点で、前月から微減。 感染者増の中、不安はやや高まるも、行動の抑制は強まっていない

2021.08.20
ニュースリリース

7月の「生活自由度」は55.8点で、2か月連続の増加。 不安も行動の抑制も引き続きゆるむ

2021.07.19
ニュースリリース

6月の「生活自由度」は54.3点に微増。 緊急事態宣言が主要都道府県で続くも、不安や行動の抑制はゆるむ

2021.06.18
ニュースリリース

5月の「生活自由度」は53.3点に減少し、昨年5月に次ぐ2番目の低さに。不安も行動の抑制も再び強まる

2021.05.21
ニュースリリース

コロナ禍1年を経て、「コロナ禍が収束しても現在の生活を維持したい」が56.3%と過半数。 その理由には若年層と高齢層で違いも。

2021.04.30
ニュースリリース

4月の「生活自由度」、2か月連続で増加
「行動の抑制度」も2か月連続でゆるむ

2021.04.16
ニュースリリース

3月の生活自由度は減少に歯止め。
不安、 行動抑制も和らぐ

2021.03.19
ニュースリリース

生活自由度は3か月連続で減少し、54.9点に
暮らしの中の行動抑制はさらに強まる

2021.02.19
ニュースリリース

1月の「生活自由度」は56.3点 2か月連続減
不安、行動抑制も強まる

2021.01.22
ニュースリリース

12月の「生活自由度」は58.9点
9月以後の増加から、一転減少へ

2020.12.18

もっと読み込む

その他の研究をキーワードから探す