調査からみる未来の時間風景

生活者が思う、
今後10年以内になくなる時間

生活者が考える「今後10年以内に世の中から消えてなくなりそうだと思う時間」を、理由とあわせてご紹介します。一人ひとりの声をみていくと、生活者はこれまで当たり前のようにかけてきた時間も含めて、身の周りのあらゆる時間がなくなっていくと考えているようです。

みる
生放送の時間:
見たいものを見たいときに選んで見られる時代になってきているから (30歳女性・大阪府)
時計を見る時間:
AIに管理されるから、自分で時間を気にしなくてよくなりそう (62歳女性・福岡県)
メール、SNSをチェックする時間:
頭にケーブルを差して、脳に直接信号を送る時代になりそうだから (41歳男性・徳島県)
つくる
調理時間:
AIが調理してくれるようになる (68歳男性・大阪府)
ちょっとした身の周りのものをつくる時間:
共働き世帯が増え、丁寧につくっている時間がなくなりそう (66歳女性・北海道)
食事をつくる時間:
海外は家でつくらずほぼ外食で済ませることで自分の時間を確保しているので、日本もそうなりそう (27歳女性・新潟県)
しらべる
地図で調べる時間:
5G通信が普及し、スマートグラスなどのAR技術が進化すると思うから (26歳男性・神奈川県)
探しものをする時間:
AIで管理するようになる感じがする (54歳女性・宮城県)
じっくり調べたり、研究する時間:
インターネットなどで答えがすぐに見つかるから (36歳男性・岡山県)
かんがえる
自分自身でものごとを考える時間:
機械やAIなどの普及で、自分で判断することが減ると思われるから (52歳女性・鹿児島県)
献立を考える時間:
食事の経過や栄養バランスなどを考え、提案してくれる仕組みができそう (28歳男性・北海道)
将来のことを自分で考える時間:
自分の家計や将来のことまで、テクノロジーに判断を任せるようになりそう (34歳女性・東京都)
あそぶ
旅行などで、目的地に着くまでを楽しむ時間:
目的地に着くまでの時間を短縮するのが良いと考える傾向があるから (61歳女性・奈良県)
自由にぼーっとできる時間:
スマホやSNSの発達で、時間のボーダレス化が進みすぎて常に忙しくなりそうだから (24歳男性・兵庫県)
定年退職後の引退生活時間:
定年が延びると思うから (36歳男性・千葉県)
かかわる
自分自身がひとりでいられる時間:
ものごとがつながった社会で生きていくには、個人の時間はどんどん消えていくと思う (26歳男性・神奈川県)
上司と飲む時間:
個人の自由を尊重する傾向がさらに強くなりそうだから (42歳女性・茨城県)
家族と過ごす時間:
いまよりもそれぞれのスケジュールで行動するようになる (49歳男性・愛知県)
はたらく
一堂に会するミーティングの時間:
ネットを介してのミーティングになる (59歳男性・青森県)
24時間営業:
働き方改革で、24時間営業の廃止がさらに進みそう (47歳女性・兵庫県)
お昼休みの時間:
個々人で始業、終業時間が異なり、在宅勤務もあるから (66歳男性・神奈川県)
うごく
交通渋滞の時間:
データ分析によって交通渋滞がなくなると思うから (46歳男性・神奈川県)
通勤通学ラッシュの時間:
必ずしも皆と同じ時間に出社する必要がなくなると思うから (62歳女性・東京都)
せかせかする時間:
AIの時代に移行し、人はそこまで忙しくしていないように思う (37歳女性・兵庫県)
まつ
病院での診察待ちの時間:
遠隔診療の普及で、病院に行くことがなくなる (65歳男性・兵庫県)
読み込み待ち時間:
大量の情報を瞬時に処理できるようになると思うから (29歳男性・神奈川県)
銀行に並ぶ時間:
AI化が進み、何でもスマホから簡単に行われるようになると思う (22歳女性・東京都)