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2019.11.07

平成~令和の消費論 第3回

「消費のルール」に縛られない10代、個人間取引の利用率は40代の2.5倍以上

執筆者:十河研究員

こちらは、MONEY PLUSからの転載記事です。

生活者の新しい消費観・消費行動を解説する連載の第3回。昨今、個人間取引や所有せずに定額で利用できるサブスクリプションなど、消費周りの新しいサービスが次々と登場しています。では、これらのサービスはどの程度広がっているのでしょうか。

今年5月に実施した「消費1万人調査」のなかで、「現在利用している」と回答した人と、「今後利用したい」と回答した人の割合をそれぞれ見てみましょう。

サブスクの男性、フリマアプリの女性

まず男女比較をみてみます。男性では、「音楽や動画などのサブスクリプションサービス」の現在の利用率が16.6%(女性10.9%)、今後の利用意向が24.7%(女性19.8%)と、どちらも女性よりも高くなっています。また、「ものやスペースのサブスクリプションサービス」についても、全体的にスコアはまだ低いものの、男性のほうが現在の利用率・今後の利用意向ともに高くなりました(現在の利用率:男性1.5%・女性0.6%、今後の利用意向:男性7.4%・女性5.5%)。「いつでもどこでも買える」といった便利さへの関心が高い男性(連載第1回)にとって、金額を気にせず必要な時にいつでも利用できる「借り放題」「使い放題」のサブスクリプションは好意的に受け止められているのではないでしょうか。

なお女性は、「フリマアプリ(購入)(出品・販売)」の現在の利用率が男性より5ポイント以上高く(購入:男性19.0%・女性25.4%、出品・販売:男性14.8%・女性21.7%)、今後の利用意向についても同様です(購入:男性30.2%・女性35.3%、出品・販売:男性29.1%・女性35.8%)。

連載第1回で女性はお得さへの感度が高いという話に触れましたが、生活者の生声でも「リアル店舗やECサイトにはない掘り出し物を見つけるのが楽しい」「値切って安く買えると嬉しくなる」といった声があり、単なる「お買い得」を超えた価値や楽しみを見出している人も少なくないようです。

→続きはMONEY PLUSのページからご覧ください。

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