生活動力2006 - 2014
手ごたえ経済
実感をつかまえる幸福へ
長い不況のトンネルを抜け出した日本ですが、人々の気持ちは不安に覆われたまま、なかなか夢や希望が見えてきません。生活総研では、生活者の心の中にある変化欲求を探る調査を行いました。その調査結果は、現在が大きな価値観の転換期、心の曲がり角にあることを示唆しています。「漂う生活」から「根を張る生活」へ、「楽する生活」から「努力する生活」「身体を使う生活」へ……。生活者は、生きている《実感》、つまり【手ごたえ】の獲得という幸福に向かって歩き始めています。価値観の転換は、モノ、サービス、コンテンツ、すべての消費態度を変えていきます。
生活動力2008では、【手ごたえ】による市場創造を通じて、生活者と企業が新たな幸福を共有するための手掛かりを提言しています。