研究所紹介

博報堂生活総合研究所 所長

帆刈 吾郎

Goro Hokari
プロフィール
を見る

生活総研のwebサイトにお越しくださり、ありがとうございます。
私ども博報堂生活総合研究所は1981年の設立以来、40年以上にわたって、独自の生活者研究を土台にした生活者の新しい価値観や社会の変化に関する情報発信を続けております。

テクノロジーの進化、人口動態の変化、新しい政策の推進など、影響を与える要素は様々なものが考えられますが、これらの要素の影響を受けながら、最終的には生活者自身の意識と行動が生活者の社会のあり様を形づくると考えています。

高齢化社会を例にとってみると、まず高齢とはどのように定義されうるのか?という問いが浮かびます。年齢という客観的数字によって定義されることが一般的かもしれませんが、年齢に対する生活者自身の感覚は時代とともに大きく変化しています。そこで私たちは生活者自身が定義する、というアプローチを取ります。つまり、自分が自分のことを高齢者と思うかどうか、自分は何歳以上が高齢者と考えるか、といったように生活者自身の意識や価値観によって規定する、というアプローチです。

定説を疑い、生活者を信じる。
こうしたアプローチをとることで、未来社会に向けた変化の芽を発見し、未来を切り開く潜在的な可能性に気づくことができると考えます。

「未来」は誰かに与えられるものではありません。未来のありようを最終的に決めるのは、未来に生きる生活者自身です。私たちは、未来に向かう生活者の新しい兆しから、新しい生活や価値観を探求していきます。


博報堂生活総合研究所 所長 帆刈吾郎

帆刈吾郎プロフィール

1995年博報堂入社。マーケティングプラナーとしてクライアント企業のマーケティング戦略立案業務に従事。2005年に英国Tequila LondonとWolff Olines 社に出向。2014年タイバンコクに生活総研アセアンを設立、所長に就任。2020年帰任し、マーケティング局、経営コンサルティング事業立ち上げ等に従事した後、2025年より現職。