ビッグデータを、フィールドワークする
デジノグラフィとは、 デジタル空間上のビッグデータをエスノグラフィ(行動観察)の視点で分析する、 生活総研の新しい研究アプローチです。
博報堂生活総合研究所(以下、生活総研)は、書籍『デジノグラフィ インサイト発見のためのビッグデータ分析』を2021年3月5日に出版いたしました。
自分の肌の色や目の色から、自分にフィットするカラー群を教えてくれるパーソナルカラー診断というものがありますが、国ごとに特徴的に使われる色、ナショナルカラーというものは存在するの…
SNSなどデジタル空間上のプラットフォームは国を越えて普及しているため、そこに蓄積されたデータは国を越えて比較が可能です。今回はその中でも、生活者が自ら発信した非言語的な情報で…
今回は新しいアプローチとして、以前から定期的に不満を投稿している特定のユーザーに着目して、コロナ禍によってその人の生活がどう変化したのか、時系列で追ってみました。「不満買取セン…
情報接触に関するデータとして注目したのは、スマホ版のYahoo! JAPANトップページにある、いわゆる「タイムライン」といわれる記事が並んでいる部分の閲覧データです。タイムラ…
ユーザーの「生の声」が表れるTwitterを独自に分析することで、新たな指標を作れる可能性があると考え、分析を始めました。Twitterは炎上も風物詩のようにいわれますが、決し…
一般的に休日の支出は平日に比べて高いため、週毎(7日間)の移動平均で365日での支出の動きを見てみます。このように時系列でみると、ゴールデンウィーク、お盆、年末年始と年に3回ま…
「妻から夫へ」は感嘆符が目立ち、失望や怒りといった感情が含まれがちです。「夫から妻へ」は冷静な描写や独り言めいたもの、私たちの感情分類では「低不満」と呼ぶものが多かったですね。…
人々の集合知で作られたWikipediaから生まれた言語空間は、私達の問いにどんな返答をはじき出すんでしょうか。私は今回、ネガティブな言葉をポジティブに転換する数式を作ってみた…
深掘りしてデータを見ていくと、生活者の実態やリアルな行動が浮かび上がってきましたね。「SmartNews」は、スマホを通じたニュースやクーポンといった生活に密着したアプリだから…
恋愛カテゴリーの質問の中で、60代はどのくらいの割合を占めているのでしょうか。比率としてはさすがに少なくて、全体の0.5%程。件数としては418件です。Q&Aサイトに質問を投稿…
今回分析した40代男女の質問投稿数は約8000件で、これはOKWAVEの恋愛カテゴリー全体の約1割程度ですね。実は40代は恋愛カテゴリーでは質問者というより回答者として投稿され…