この遊び方を続けたいから彼氏はつくらない
大学で出会って仲良くなった女子大学生三人組。海鮮料理が好きなので、カップルが多いちょっと高級な飲食店に女子だけで行くこともあれば、1時間550円で焼酎飲み放題という格安居酒屋ではしご酒を楽しむことも。時と場合に応じた柔軟な選択によって毎日を積極的に楽しむ同性友人グループの実態が見えてきました。
酔い方が同じだと仲良しに
大学がきっかけで仲良くなった三人は、「飲みに行くのが好きなので、お酒の酔い方が一緒だと仲良くなれる」と言います。一軒だけでなく、二軒、三軒と飲み歩きたいとき、酔いつぶれてしまう友達がいると盛り上がりづらい、と話すのを聞くと、令和のZ世代であることを忘れてしまいそうに。同じお酒の飲み方ができる友達だと、相手も酔っ払っているという安心感があるため、ちょっと恥ずかしい姿を見せても「あんまり覚えていないはず」と思えるそうです。
男子は「MC役」
連絡はLINEでとるよりも、lnstagramのストーリーズに反応したり、DMしたり、もしくはスナチャ(Snapchat)が多いそう。「いつも飲んでいる繁華街に来ればだいたい誰かいる」とAさん。三人が飲んでいるところに誰かが飛び入り参加することも多く、女性だけでなく男性がジョインすることも。男の子はMCのように盛り上げてくれる貴重な存在ですが、彼女たちのオールナイト飲みにはつきあわず、だいたい終電で帰ってしまうそうです。なお、「男性がいるときはファッションで露出する部分が変わります」と教えてくれました。
無理して彼氏をつくる必要なし
4年生で企業の長期インターンもしているBさんは、「忙しすぎて、空いてる時間があったら彼氏より友達と会いたい」と語ります。オールナイト女子飲みといった遊び方をするので、「無理して彼氏を作る必要もないかな」とのこと。「誰かひとりでも彼氏ができたら遊び方が変わってくるかも」と言うものの、「彼氏とデートランチやおしゃれディナーするのは大学を卒業してもできるけど、大人数でワイワイ楽しむのは今しかできないと思う」とCさん。
Aさん・Bさん・Cさん
同じ大学の同級生。同じ大学というだけでなく、3人とも英語が堪能で国際色豊かなバッググラウンドが共通しているのも、ノリが合うポイントだとか。