1月の消費意欲指数
消費意欲指数は、12月に続き1月も前年同月比プラスを維持。
1月の消費意欲指数は51.2点で、前月比-4.9pt、前年同月比+0.4pt。前月比ではマイナスとなったものの、比較的高い消費意欲指数です。
消費意欲指数とは
モノを買いたい、サービスを利用したいという欲求を 100点満点で回答してもらった集計値です。
カテゴリー別 消費動向
前月比/前年比で20人以上増加
前月比/前年比で20人以上減少
「来月、特に買いたいモノ・利用したいサービスがありますか?」という問いに「ある」と回答した人を対象に、具体的に「特に買いたいモノ・利用しいサービスは何ですか?」と質問した結果を前月と比較して作成。
1月のポイント
POINT
1
前月よりは大幅低下も、1月の消費意欲指数としては比較的高スコア
1
- 1月は例年、消費意欲の高い12月の翌月ということで財布の紐をしめる傾向はあるものの、お正月や福袋、衣類のセールを控え、50点前後の高い消費意欲が示される月です。今年は12月に引き続き前年同月比プラスで、僅差ながら2014年以降で一番高い指数となりました(2014年1月50.8点、2015年1月49.0点、2016年1月50.8点)。
- 消費意欲指数の理由(自由回答)を見ると、「新年、お正月だから」や「冬服が欲しい、セールがある」など、季節的な出費を挙げる声が前年より増えています(16年1月104件→17年1月133件)。低位安定だった2016年から、前月、今月とやや好転が感じられますが、2月以降の動きを見守っていきたいところです。
POINT
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下支えの要因は、男性のセーブ意識のやわらぎ
2
- 消費意欲指数を男女別に見ると、男性の方が前年同月比+1.7ポイントと伸びており(女性は-0.9ポイント)、それが消費意欲指数全体を下支えしているようです。
- 特に買いたいモノ・利用したいサービスについても、男性は「ファッション」、「外食」、「旅行」において前年同月より20人以上増加しており、男女全体で見た場合でも、20人以上増加しているのは上記の3カテゴリーとなっています。
- 消費意欲指数の理由の「今月までに多く使った反動でセーブ」を見ると、女性が前年とほとんど変わらないのに対し(16年1月89件→17年1月91件)、男性は少し減っており(16年1月62件→17年1月49件)、男性の方がセーブする意識がやわらいでいる印象です。
ニュース・リリース資料
PDFを読む PDFを読む(サンプル画像)
2012年5月から最新月までの「消費意欲指数(点)」と「特に買いたいモノ・利用したいサービスがある人の割合(%)」について、 全調査データのダウンロード提供を開始しました。性別、年代別、エリア別などの詳細データを収めた集計表(Excelファイル)と利用ガイド(PDF)をダウンロードしていただけます。集計表(Excelファイル)にはボタンひとつでグラフが作成できるマクロ機能がついています。
調査概要
調査目的: | 消費動向にフォーカスをあてた質問を毎月聴取することで、生活者の気持ちの変化を時系列で読み解く。 |
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調査地域: |
①首都40km圏(東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県、茨城県) ②名古屋40km圏(愛知県、岐阜県、三重県) ③阪神30km圏(大阪府、京都府、兵庫県、奈良県) |
調査方法: | インターネット調査 |
調査時期: | 毎月上旬に実査(2012年4月から調査開始) |
調査対象: | 20歳~69歳の男女 |
サンプル数: | 1,500名(①~③の各地域500名) ※各地域ごとに、人口構成比(性年代10歳刻み)にあわせて割付 |