来月の消費予報

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2026.03.31

4月の消費意欲指数

4月の消費意欲指数は44.8点で、過去10年間の同月最低値に。 物価高の影響が再燃し、新年度に向けた意欲は高まりきらず

2026年4月の消費意欲指数は44.8点。前月比では+0.8ptとやや上昇し、前年比では-1.7ptと低下しました。

消費意欲指数とは

モノを買いたい、サービスを利用したいという欲求を 100点満点で回答してもらった集計値です。

カテゴリー別 消費動向

前月比/前年比で20人以上増加 前月比/前年比で20人以上減少
「来月、特に買いたいモノ・利用したいサービスがありますか?」という問いに「ある」と回答した人を対象に、具体的に「特に買いたいモノ・利用しいサービスは何ですか?」と質問した結果を前月と比較して作成。

4月のポイント

POINT

1

中東情勢悪化による物価高の影響で、消費意欲は男性を中心に前年比減

  • 例年4月は、3月よりも新生活や新年度に向けて消費意欲がやや高まる月で、今年も前月比で+0.8ptとやや上昇しています。一方、前年比では-1.7ptと低下し、過去10年間の同月最低値となりました。前年比を男女別にみると、特に男性での低下が目立ちます(前年比男性:-2.6pt、女性:-0.8pt)。
  • 消費意欲指数の理由(自由回答)をみると、前月と比べて消費にポジティブな回答(3月355件→4月336件)、ネガティブな回答(3月852件→4月837件)ともにやや減少しました。具体的には、ポジティブな回答で、「(新生活・新年度の準備/春物の服が欲しいなど)季節的な意欲向上(3月100件→4月149件)」が増加し、「(季節もの以外で)出費の予定・欲しいものがある(3月163件→4月121件)」が減少しています。ネガティブな回答では、「金銭的な理由で節約・我慢(3月209件→4月167件)」が減少しました。また、「物価高・値上げ・円安」は、前月比で大幅に増加しており(3月107件→4月152件)、特に男性での高まりが目立ちます(男性:3月55件→4月81件、女性:3月52件→4月71件)。さらに、中東情勢悪化や原油高騰への懸念など、「世界的社会不安(3月0件→4月16件)」も高まっており、注視する必要がありそうです。
  • 前年と比べると、消費にポジティブな回答(25年4月359件→26年4月336件)はやや減少し、ネガティブな回答(25年4月846件→26年4月837件)はほぼ横ばいとなっています。具体的には、ポジティブな回答、ネガティブな回答ともに目立って増減した項目はありませんが、男女別でみると、男性ではポジティブな回答で、「(季節もの以外で)出費の予定・欲しいものがある(男性:25年4月70件→26年4月41件、女性:25年4月68件→26年4月80件)」の減少が目立ちました。中東情勢の悪化などにより物価高の影響が再燃し、男性を中心に消費意欲は高まりきらないことが予想されます。

POINT

2

消費意向でも男性を中心に春らしいカテゴリーで前月比・前年比ともに減

  • 「特に買いたいモノ・利用したいサービスがある」人の割合は26.9%で、前月比-2.1pt、前年比-2.4ptとともに低下しており、特に男性で大幅に低下しました(男性:前月比-3.8pt/前年比-6.4pt、女性:前月比-0.4pt/前年比+1.7pt)。
  • 16カテゴリー別の消費意向をみると、前月比では「ファッション」「旅行」「理美容」など6カテゴリーで、前年比では「ファッション」「外食」「レジャー」など、5カテゴリーが20件以上減少しています。
  • 今年は、ファッションや外出関連を中心とした春らしいカテゴリーでも消費意向の落ち着いた4月となりそうです。

ニュース・リリース資料

PDFを読む

調査概要

調査目的: 消費動向にフォーカスをあてた質問を毎月聴取することで、生活者の気持ちの変化を時系列で読み解く。
調査地域: ①首都40km圏(東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県、茨城県)
②名古屋40km圏(愛知県、岐阜県、三重県)
③阪神30km圏(大阪府、京都府、兵庫県、奈良県)
調査方法: インターネット調査
調査時期: 毎月上旬に実査(2012年4月から調査開始)
調査対象: 20歳~69歳の男女
サンプル数: 1,500名(①~③の各地域500名)
※各地域ごとに、人口構成比(性年代10歳刻み)にあわせて割付

調査データについて

2012年5月から最新月までの「消費意欲指数(点)」と「特に買いたいモノ・利用したいサービスがある人の割合(%)」について、 調査データをご希望の方は「お問い合わせ」からご連絡ください。

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44.8

前月比前年比

+0.8

-1.7

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