5月の消費意欲指数
大型連休と季節消費への期待大きく、5月としては消費税増税後の最高値に
5月の消費意欲指数は48.3点。前月比+1.9ポイント、前年比+1.8ポイントと、前月比・前年比ともにプラスとなりました。
消費意欲指数とは
モノを買いたい、サービスを利用したいという欲求を 100点満点で回答してもらった集計値です。
カテゴリー別 消費動向
前月比/前年比で20人以上増加
前月比/前年比で20人以上減少
「来月、特に買いたいモノ・利用したいサービスがありますか?」という問いに「ある」と回答した人を対象に、具体的に「特に買いたいモノ・利用しいサービスは何ですか?」と質問した結果を前月と比較して作成。
5月のポイント
POINT
1
大型連休関連に加え、幅広いカテゴリーで意欲が高まっている
1
- 5月の消費意欲指数は、今年初めての前年比プラスとなった4月に引き続き、前月比・前年比ともにプラスとなりました。5月としては、2014年の消費税増税以降での最高値です。
- 消費意欲指数の理由(OA)を見ると、「GW、連休があるから」(17年5月87件→18年5月123件)や「旅行の予定がある」(17年5月39件→18年5月54件)といった声が前年よりも増えています。特に買いたいモノ・利用したいサービスでも「旅行」「外食」が前年よりも20件以上増えており、大型連休関連の消費意欲が活発です。
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そのほかの理由としては、「欲しいものがある」(17年5月70件→18年5月80件)「買い物をしていない反動で意欲が高まっている」(17年5月9件→18年5月21件)という声が増えています。
また、特に買いたいモノ・利用したいサービスについては「ファッション」「化粧品」「装飾品」「インテリア用品」「飲料」「食品」といった幅広いカテゴリーで20件以上増えており、4月に明るさを見せた消費意欲は引き続き、順調に推移しそうです。
POINT
2
季節消費の盛り上がりは女性がけん引
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- 4月は男性の伸びが顕著で、女性は横ばいでしたが、5月は逆に男性は横ばいで、女性が消費意欲を伸ばしています。
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消費意欲指数の理由(OA)を見ると、「GW、連休があるから」や「服が欲しい」をはじめとした季節消費の件数の伸びは、ほとんどが女性によるものです(女性:17年5月231件→18年5月295件)。
また、特に買いたいモノ・利用したいサービスについても、女性はほとんどのカテゴリーで前年から10件以上のプラスとなっています。5月の消費意欲の盛り上がりは、季節消費を中心に、女性がけん引する形となりそうです。
ニュース・リリース資料
PDFを読む(サンプル画像)
2012年5月から最新月までの「消費意欲指数(点)」と「特に買いたいモノ・利用したいサービスがある人の割合(%)」について、 全調査データのダウンロード提供を開始しました。性別、年代別、エリア別などの詳細データを収めた集計表(Excelファイル)と利用ガイド(PDF)をダウンロードしていただけます。集計表(Excelファイル)にはボタンひとつでグラフが作成できるマクロ機能がついています。
調査概要
調査目的: | 消費動向にフォーカスをあてた質問を毎月聴取することで、生活者の気持ちの変化を時系列で読み解く。 |
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調査地域: |
①首都40km圏(東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県、茨城県) ②名古屋40km圏(愛知県、岐阜県、三重県) ③阪神30km圏(大阪府、京都府、兵庫県、奈良県) |
調査方法: | インターネット調査 |
調査時期: | 毎月上旬に実査(2012年4月から調査開始) |
調査対象: | 20歳~69歳の男女 |
サンプル数: | 1,500名(①~③の各地域500名) ※各地域ごとに、人口構成比(性年代10歳刻み)にあわせて割付 |