8月の消費意欲指数
女性を中心に、幅広い分野で意欲が高まる
8月の消費意欲指数は50.1点。前月比+1.4ポイント、前年比+0.4ポイントと、ほぼ前年並みとなりました。
消費意欲指数とは
モノを買いたい、サービスを利用したいという欲求を 100点満点で回答してもらった集計値です。
カテゴリー別 消費動向
前月比/前年比で20人以上増加
前月比/前年比で20人以上減少
「来月、特に買いたいモノ・利用したいサービスがありますか?」という問いに「ある」と回答した人を対象に、具体的に「特に買いたいモノ・利用しいサービスは何ですか?」と質問した結果を前月と比較して作成。
8月のポイント
POINT
1
休暇やイベントの多い8月。幅広い分野で意欲が高まる
1
- 8月の消費意欲指数は、季節消費への意欲が高まった前月からさらに1.4ポイント高まって、8月としては3年ぶりに50点台の指数となりました。
- 消費意欲指数の理由(自由回答)では、夏休み・お盆関連の出費やレジャー・行楽などの「季節的な出費、意欲」をあげる声はほぼ前年並みです(17年8月176件→18年8月171件)が、「欲しいものや出費の予定がある」という声は前年よりも増えています(17年8月148件→18年8月166件)。逆に、「金銭的な余裕がない」という声は減少しました(17年8月125件→18年8月97件)。
- また、特に買いたいモノ・利用したいサービスの内訳を見ると、「外食」「食品」「飲料」「理美容」「日用品」「車・バイク」が前年比で20件以上増加。季節消費に限らず、幅広い分野で意欲が高まっています。
POINT
2
消費意欲の高まりを支えるのは、前月に引き続き女性層
2
- 消費意欲指数を男女別に見ると、女性の方が前月比、前年比ともに高くなっています(男性:前月比+1.1ポイント/前年比±0.0ポイント、女性:前月比+1.7ポイント/前年比+0.9ポイント)。
- また、特に買いたいモノ・利用したいサービスがあると回答した人の割合も、男性が前年比-1.3ポイントとなったのに対し、女性は+3.3ポイントと前年から増加。特に買いたいモノ・利用したいサービスの内訳を見ても、増加分のほとんどが女性によるものとなっています。前月に引き続き、8月の消費も女性がけん引する形となりそうです。
ニュース・リリース資料
PDFを読む(サンプル画像)
2012年5月から最新月までの「消費意欲指数(点)」と「特に買いたいモノ・利用したいサービスがある人の割合(%)」について、 全調査データのダウンロード提供を開始しました。性別、年代別、エリア別などの詳細データを収めた集計表(Excelファイル)と利用ガイド(PDF)をダウンロードしていただけます。集計表(Excelファイル)にはボタンひとつでグラフが作成できるマクロ機能がついています。
調査概要
調査目的: | 消費動向にフォーカスをあてた質問を毎月聴取することで、生活者の気持ちの変化を時系列で読み解く。 |
---|---|
調査地域: |
①首都40km圏(東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県、茨城県) ②名古屋40km圏(愛知県、岐阜県、三重県) ③阪神30km圏(大阪府、京都府、兵庫県、奈良県) |
調査方法: | インターネット調査 |
調査時期: | 毎月上旬に実査(2012年4月から調査開始) |
調査対象: | 20歳~69歳の男女 |
サンプル数: | 1,500名(①~③の各地域500名) ※各地域ごとに、人口構成比(性年代10歳刻み)にあわせて割付 |