来月の消費予報

生活者の消費動向をいち早くお伝えします

2020.11.26

12月の消費意欲指数

12月の消費意欲指数は、今年の最高値。 ただし、例年の水準にまでは至らず

12月の消費意欲指数は54.9点。前月比は+6.1pt、前年比は+1.8ptと、いずれも上昇しました。

消費意欲指数とは

モノを買いたい、サービスを利用したいという欲求を 100点満点で回答してもらった集計値です。

カテゴリー別 消費動向

前月比/前年比で20人以上増加 前月比/前年比で20人以上減少
「来月、特に買いたいモノ・利用したいサービスがありますか?」という問いに「ある」と回答した人を対象に、具体的に「特に買いたいモノ・利用しいサービスは何ですか?」と質問した結果を前月と比較して作成。

12月のポイント

POINT

1

12月の消費意欲指数は例年と同様、今年の最高値に。

  • クリスマスや年末年始を控える12月は、1年で最も消費意欲指数が高まる月です。今年も前月から+6.1pt上昇し、今年の最高値54.9点となりました。特に買いたいモノ・利用したいサービスがある人の割合(38.6%)も前月比+11.3ptで、こちらも今年の最高値となっています。
  • 消費意欲指数の理由(自由回答)をみると、消費にポジティブな回答(20年11月338件→20年12月553件)(以下、西暦略)が前月から大きく増加。 特に、「クリスマス、年末年始の買い物をしたい」、「冬物衣料がほしい」など、その時期や季節ならではの意見(11月93件→12月299件)や「欲しいもの/出費の予定がある」(11月58件→12月79件)の増加が目立ちます。
    また、特に買いたいモノ・利用したいサービスの内訳をみても、「食品」、「ファッション」、「外食」をはじめとして、16カテゴリー中11カテゴリーで前月から20件以上増加しており、今年も12月らしい消費意向の高まりがみられます。

POINT

2

指数は増税後の前年を上回るも、それ以前の水準(56点台)は下回る。

  • 一方、消費意欲指数(54.9点)を前年以前と比べると、消費税増税の影響があった2019年12月(53.1点)を+1.8pt上回ってはいますが、2016年~18年の水準(56点台)までには至っていません。前述の「クリスマス、年末年始の買い物をしたい」、「冬物衣料がほしい」など、その時期や季節ならではの消費意欲も2018年の水準には届きません(18年12月378件→19年12月317件→20年12月299件)。
  • また、コロナ禍に関連する消費にネガティブな回答は前月から減少していますが(11月178件→12月149件)、まだ一定数存在しています。その影響もあってか、「ボーナスが出るので買いたいものがある」とした人は(19年12月84件→20年12月57件)が前年から減少し、「金銭的な理由で節約・我慢」(19年12月193件→20年12月230件)が増加しています。
  • 12月ならではの消費意欲が盛り上がる月にはなりそうですが、コロナ禍による不安や経済要因が影を落とす面もあり、予断を許さない状況が続きそうです。

ニュース・リリース資料

PDFを読む

(サンプル画像)

2012年5月から最新月までの「消費意欲指数(点)」と「特に買いたいモノ・利用したいサービスがある人の割合(%)」について、 全調査データのダウンロード提供を開始しました。性別、年代別、エリア別などの詳細データを収めた集計表(Excelファイル)と利用ガイド(PDF)をダウンロードしていただけます。集計表(Excelファイル)にはボタンひとつでグラフが作成できるマクロ機能がついています。

調査概要

調査目的: 消費動向にフォーカスをあてた質問を毎月聴取することで、生活者の気持ちの変化を時系列で読み解く。
調査地域: ①首都40km圏(東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県、茨城県)
②名古屋40km圏(愛知県、岐阜県、三重県)
③阪神30km圏(大阪府、京都府、兵庫県、奈良県)
調査方法: インターネット調査
調査時期: 毎月上旬に実査(2012年4月から調査開始)
調査対象: 20歳~69歳の男女
サンプル数: 1,500名(①~③の各地域500名)
※各地域ごとに、人口構成比(性年代10歳刻み)にあわせて割付

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