Overview

データの利用法

  • 集計表(時系列グラフ作成プログラムを含む)や調査票など『生活定点』に含まれる一切のデータや情報にかかる著作権などの一切の権利は、株式会社博報堂に帰属します。
  • ユーザーの方々は、 これらのデータや情報を表示、複製、掲載、印刷など自由に利用することができます。
  • ただし、集計表や時系列グラフ作成プログラム、調査票の質問文言など『生活定点』に含まれる一切の情報そのものを改変することは認められません。
  • また、ご利用の場合には、出典として【博報堂生活総合研究所「生活定点」調査】を必ず明記してください。

調査概要

調査目的 「生活定点」は、1992年から隔年で実施する時系列観測調査です。日頃の感情、生活行動や消費態度、社会観など、多角的な質問項目から、生活者の意識と欲求の推移を分析することを目的としています。
調査地域

首都40km圏(東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県、茨城県)

阪神30km圏(大阪府、京都府、兵庫県、奈良県)

調査方法 訪問留置法
調査時期 1992年から偶数年5~6月に実施。(2020年のみ6~7月。最新調査は、2024年5月9日~6月27日)
調査対象 20歳~69歳の男女
調査人数

2,510人(2024年)

2020年国勢調査に基づく人口構成比(性年代5歳刻み)で割付

2024年 首都圏+阪神圏 首都圏 阪神圏
合計 男性 女性 合計 男性 女性 合計 男性 女性
合計 2,510 1,263 1,247 1,821 926 895 689 337 352
20歳~29歳 420 210 210 303 152 151 117 58 59
30歳~39歳 475 239 236 354 180 174 121 59 62
40歳~49歳 572 289 283 419 214 205 153 75 78
50歳~59歳 615 311 304 443 227 216 172 84 88
60歳~69歳 428 214 214 302 153 149 126 61 65
1992年 1,976人
1994年~2002年 2,000人
2004年 3,105人
2006年 3,293人
2008年 3,371人
2010年 3,389人
2012年 3,232人
2014年 3,201人
2016年 3,160人
2018年 3,080人
2020年 2,597人
2022年 3,084人
2024年 2,510人

How to use1

折れ線グラフで見る

生活定点の分析の基本は、折れ線グラフ。
時系列変化をパッと見る、いちばんわかりやすい方法です。時代の流れとともに上昇する項目、下降していく項目、年月を経てもほとんど変化しない項目など、グラフの形もそれぞれです。積み重ねたデータを見ることは、決して過去を振り返る作業ではありません。変化の先にある、明日の兆しを見つけることです。グラフの向こうにどんな未来が見えますか?

・「カテゴリで探す」→約1,400項目を「食」 「働き」 「恋愛・結婚」 「社会意識」 「日本の行方」 「心理・身体特性」など21のカテゴリーに分類。気になるカテゴリーから項目を選んでご覧ください。
・「似ているグラフの形で探す」→「全体的に上り調子」 「ここ2年で最も上昇」 「V字型」など、7つの形状ごとに自動抽出した項目を紹介。経年で意識や行動のデータを一覧できます。

No.1291 治安がよいことは日本の誇りだと思う

 
全体以外のグラフも見られます グラフの一部を非表示にすることができます カーソルを合わせるとより詳細な数値が見られます グラフを保存や印刷ができます

似ているグラフを比べてみる

How to use2

グラフとグラフを比べてみると、思いもよらない発見があります。各項目のページに設けた「似てるかもグラフ紹介コーナー」では、約4,000万通りの組み合わせの中から形が似ているグラフを自動抽出して紹介。回答同士の意外な関係が見えてくるかもしれません。
(※項目によっては「似てるかもグラフ」がない場合もあります)

夫婦が別の姓を名のってもかまわないと思う

全体

10 家族No.762

×

仕事さえきちんとしていれば、どんな服装でもよいと思う

全体

09 働きNo.664

グラフの一部を非表示にすることができます カーソルを合わせるとより詳細な数値が見られます グラフを保存や印刷ができます 似ているグラフの形はさまざまなタイプがあります

「面」で回答を見る

How to use3

面グラフは勢力図のようなもの。ひとつの質問に対していくつか選択肢がある場合に、どれが減ってどれが増えたのか、という変化のうねりを俯瞰できます。たとえば、No.1326「社会全体では、男女は平等になっていると思いますか?」という質問の面グラフからは、「どちらかといえば男性が優遇されている」が32年間、過半数であるのがわかります。また、2010年までは「ほぼ平等だ」は増加傾向にありましたが、その後は減少傾向になり、2022年以降再び増加傾向にあることが把握できます。

ランキングの変化を見る

How to use4

たとえばNo.385「好きな料理ベスト3は何ですか?」の2004年、2024年、2024年のランキングを見てみると、1位「寿司」、2位「焼肉」3位「ラーメン」は変化なしですが、2004年まで3位だった「刺身」は、順位を上げてきた「カレーライス」に2024年ついに逆転され、5位となりました。また、2004年の6位だった「うどん・そば」は順位を落とし、10位となりました。

好きな料理ベスト3は何ですか?

  2004 2014 new2024
1 寿司 [41.5%] 寿司 [42.5%] 寿司 [39.8%]
2 焼肉 [22.0%] 焼肉 [27.2%] 焼肉 [29.0%]
3 ラーメン [17.9%] ラーメン [19.2%] ラーメン [22.5%]
4 刺身 [17.9%] 刺身 [18.3%] カレーライス [17.2%]
5 カレーライス [16.7%] カレーライス [17.2%] 刺身 [14.8%]
6 うどん・そば [11.7%] ぎょうざ [11.2%] 鶏のから揚げ [14.6%]
7 天ぷら [9.5%] うどん・そば [11.0%] ぎょうざ [11.5%]
8 ぎょうざ [9.5%] パスタ [10.6%] パスタ [9.1%]
9 パスタ [9.2%] ステーキ [10.5%] ステーキ [9.1%]
10 野菜の煮物 [8.4%] サラダ [7.8%] うどん・そば [8.7%]
11 焼魚 [8.2%] ハンバーグ [7.6%] ハンバーグ [8.0%]
12 ステーキ [7.9%] すき焼 [7.4%] 焼き鳥 [7.5%]
13 サラダ [7.8%] 天ぷら [7.3%] とんかつ [6.8%]
14 鍋もの [7.7%] とんかつ [7.2%] すき焼 [6.3%]
15 炊込みご飯 [7.3%] 鍋もの [7.0%] 天ぷら [5.7%]
16 とんかつ [7.1%] しゃぶしゃぶ [6.3%] みそ汁 [5.5%]
17 みそ汁 [7.1%] 炊込みご飯 [5.8%] サラダ [5.3%]
18 魚の煮物 [6.7%] 焼魚 [5.8%] 鍋もの [5.1%]
19 すき焼 [6.6%] 野菜の煮物 [5.6%] しゃぶしゃぶ [4.7%]
20 しゃぶしゃぶ [5.8%] お好み焼 [5.6%] 納豆 [4.7%]
21 漬物 [5.8%] 納豆 [5.2%] お好み焼 [4.6%]
22 お好み焼 [5.6%] みそ汁 [5.1%] 炊込みご飯 [4.5%]
23 納豆 [5.6%] 丼物 [4.8%] 焼魚 [4.3%]
24 ハンバーグ [5.3%] 魚の煮物 [4.4%] 丼物 [4.1%]
25 豆腐 [4.7%] グラタン [3.9%] ピザ(ピザパイ) [4.1%]
26 丼物 [4.2%] 漬物 [3.8%] チャーハン [3.9%]
27 ピザ(ピザパイ) [3.8%] ピザ(ピザパイ) [3.6%] おにぎり [3.5%]
28 グラタン [3.4%] チャーハン [3.2%] グラタン [3.5%]
29 酢の物 [3.2%] 豆腐 [3.2%] たこ焼 [3.4%]
30 チャーハン [3.0%] サンドイッチ [2.8%] ハンバーガー [2.9%]
31 野菜いため [3.0%] 酢の物 [2.5%] 菓子パン・調理パン [2.8%]
32 シチュー [2.7%] 野菜いため [2.4%] 豆腐 [2.8%]
33 サンドイッチ [2.1%] シチュー [2.3%] 野菜の煮物 [2.4%]
34 焼そば [1.8%] 焼そば [2.0%] 漬物 [2.3%]
35 ハヤシライス(ハッシュドビーフ) [1.7%] ハヤシライス(ハッシュドビーフ) [1.7%] 酢の物 [2.1%]
36 コロッケ [1.5%] ハンバーガー [1.7%] 魚の煮物 [2.0%]
37 ハンバーガー [1.2%] コロッケ [1.7%] コロッケ [2.0%]
38 ハヤシライス(ハッシュドビーフ) [1.9%]
39 シチュー [1.8%]
40 サンドイッチ [1.7%]
41 焼そば [1.6%]
42 野菜いため [1.5%]
11位以下を見る

人の属性ごとに比べてみる

How to use5

男女ではどんな項目にどれくらい差が現れているのか?もしくは年代ではどうか?はたまた地域では?それぞれの属性による傾向の違いを一望すると、また違った視点の発見と出会えるかもしれません。たとえば、男女で回答の差が大きかった項目を見てみると、「人間の力より技術の力を重視する」「シングル度(束縛されず自由、ひとりですごす、誰かに頼らない)が高い」とする男性が女性に比べて多いのに対して、女性の方は「技術の力より人間の力を重視する」「シングル度が高くない」と答えた人が男性よりも多いという、ある種象徴的な結果となっています

ダウンロードして使う

How to use6

1992年から2024年の30年間、約1,400項目の回答値を一覧できる集計表(Excelファイル)を、日本語版・英語版でダウンロードできます。

・集計表には、全体、性別、性年代別、地区別、地区性別の全19層別データを収録
・シンプルな操作で時系列グラフを自動作成する機能とキーワード検索機能付き
・縦軸の設定の変更はもちろん、複数の項目を選択してのグラフ出力も可能

たとえば、「自力自信(自分自身の力による自信)がありますか?」という質問で、2006年に初めて「ない」「ある」を抜きました。この2つの項目を選んでグラフを作成すると、「ない」「ある」の差が少しずつ縮まり、ついに逆転した様子がよくわかります。気になるデータとじっくり向き合いたい場合はこちらをご活用ください。(PCからのみダウンロードできます)

【ダウンロードパッケージの内容:生活定点集計表(Excelファイル)、利用ガイド、調査概要、調査票】

ダウンロードして使う

2024年調査結果の要点をまとめたリリース

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