わたしの熱が、世界をまわす
現在の日本には、[好き]が高じて考えもしなかったような人生を歩んでいる人が増えています。好きなことを通じて思わぬ「人」とつながった人や、好きなことが「仕事」になってしまった人、あるいは、好きなことを核にして「コミュニティ」をつくった人… かつて個人で完結していた[好き]は、今や人を結びつけるだけでなく、新しい[好き]を生み出し、新しい市場をもつくりつつあるのです。この熱量を社会資本として活かさないテはありません。[好き]を見つけ深めようとする生活者の熱い想いと行動が、市場や社会を動かすチカラになる。それが、今回のテーマ「好きの未来 わたしの熱が、世界をまわす」です。
PART
1
なんで「好きの未来」?
この先、良くも悪くもならない雰囲気が蔓延する日本――
けれど、生活者はそんな状況を悲観するわけではなく、社会に大きな期待が持てない中でも自分自身で変化を起こし、幸せをつくろうと考えはじめています。
これを社会全体に行き渡らせる鍵となるのが、[好き]という感情です。
「大好きで熱中したり、はまっているものごと」がありますか?との問いかけに、「ある」と答えた生活者は約62%。「今はないが、今後得たい」という回答も25%にのぼります。
[好き]で動く生活者がどんどん増えていくと、日本の停滞感を解決する可能性が生まれるかもしれません。
Q.
「大好きで熱中したり、
はまっているものごと」がありますか。
より詳細はこちらの書籍にて!