生活新聞1981 - 2006
1981年から2006年まで、社内資料として発行されていた「生活新聞」の概要を掲載しています。「生活新聞」とは、生活者の日常を研究員が独自の視点で洞察・研究し、社会生活から日常生活のディテールまで、様々な手法を用いて生活に迫った研究レポートです。
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<特集>街は祭りを待っている
おりしも開催中の「ポートピア'81」での来場者調査を軸に「祭り」を考察。祭りをA(現代的でハード)、B(現代的でソフト)、C(狭義のお祭り)、D伝統的=宗教的)の4タイプに分類。「ポートピア」に代表される博覧会やフェアはB型の祭りと位置づけている。またメディアと「祭り」という今日的テーマにも言及している。「JOUJIの研究」と題して吉祥寺再開発に焦点を当てたレポートも。
1981/04/15 -
<特集>ミセスが働きに出ると…
ピンクカラー白書働く女性(30‐50歳)300人が外で働くことによって消費・行動・意識などにいかなる変化が起こったかをレポート。ふえたもの・減ったもの、収入の用途、それによる男性観の変化など、激増しはじめたパート女性の意識構造に迫った。同時に米国をはじめとする国際社会での女性の「いま」も多面的に紹介。別特集は成熟市場下でのコンボ戦略の現況と可能性を探っている。
1981/04/01 -
チャイルドショックがやってきた
ますます進む長男長女社会記念すべき創刊第1号。厚生省発表の人口動態速報をもとに、統計開始以来最低の出生率(41年丙午と同)であることと、そこに起因あるいは想定しうる様々な社会現象、例えばベビー市場の縮小、長男長女社会の到来とそこでの親子関係等について考察し、今日いわれるところの「少子社会」の兆しにいち早く着目している。併せて生活総研の発足、設立目的と活動計画を明らかにした。
1981/03/15